富士通のらくらくスマートフォン F-12D (以下、らくらくスマホ)を購入したので紹介します。
購入理由としてF-12Dのroot化に関する情報が全然なかったことなどがあります。主に改造目的ですw
Android4.0.3を搭載しています。
この端末の特徴としては
- らくらくタッチパネル搭載
- 見やすいシンプルなUI
- Playストア非対応
などです。
らくらくタッチパネル搭載ということで、押し込んでタッチしないとボタンは反応しないようになっています。
※設定で解除することもできます。
白ロム相場が13k前後と高かったので購入を諦めかけていたのですが、ある白ロム販売店で6kで売っているのを見て思わず買ってしまいました(笑)。
色はピンクです。
まずは起動画面。本来富士通のAndroid端末はARROWSブランドなのでARROWSのブートロゴですが、この端末はARROWSブランドではないので「FUJITSU」とでます。
サイズは約4インチとコンパクトですね。
前面には物理キーがホームボタンのみ。戻るボタンとメニューボタンは必要なときだけオンスクリーンで出てきます。
左側面には電源キー、音量キーが、右側面にはカメラキーがあります
ホームボタンを押すとホームに戻ります。長押しや2回押しなどには何も割り当てられていません。
また、ステータスバーは待ち受け画面以外では下ろせません!←地味に不便
また、背面にはワンタッチブザーが付いています。
設定でブザーを有効にするとこのスイッチを引いた時にブザーが鳴ります。
ブザーを鳴らすとこんな感じです。
プリインアプリはお年寄り向けということで、健康管理やIPサイマルラジオなどがあります。
この端末にはPlayストアが入っていませんがアプリを入れることができるのでしょうか。
まず、プリインのブラウザからapkをダウンロードしてみます。
apkファイルのリンクを開くとこのようにブロックされます。
というわけで開発者向けオプションからUSBデバッグをONにしてADB経由でアプリをインストールしてみます。
するとアプリのインストールが出来ました!
問題なく動作します。
IMEをインストールすればIMEの変更もできます。
また、USBホスト機能に対応しているのでOTGケーブルを使用してキーボードを接続すれば使えます。
アプリのインストールができればできることが増えますね。
最終的にはroot化してPlayストア導入をしたいところです。
おまけ
リカバリーモードは起動できるのか試してみました。
2通りの方法があります。
- 音量UPとDOWNを同時押ししながら電源ボタンを押し続けて電源を入れる。
少しコツあります。電源が入った時のバイブが鳴ってから2秒程度で指を離すとうまく出来ると思います。
短すぎると通常起動してしまい、長すぎると再度起動してしまいます。
- adb reboot recovery
この方法では確実に入れます。
するとこのようなリカバリーモードが出てきます。
できることは初期化とシステムアップデートです。
初期化を選択すると警告に「あなたのGooogleアカウントが消去されます」と書かれてありました(笑)
また、音量DOWNを押しながら起動するとセーフモードには入れました。
セーフモードではサードパーティ製アプリが無効になり、らくらくタッチパネル機能が無効化されました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
なかなか面白い端末です。
root化については次の記事に書きました。
F-12Dのroot化について